サイト・ブログを運営している方で、平日はある程度アクセスがあるのに土日祝（休日）になるとアクセスが激減する事が気になる人は多いと思います。
休日にアクセスが落ちるのは一般的なのですが、毎週土日にアクセスの谷があるとどうしても気になってしまいますよね…
あれ？自分のサイトだけ？と思った方、大丈夫です。当サイトも休日はアクセス数が半分ほどまで減ります！この記事では土日や連休期間にアクセスが減る理由と対処方法について考察した内容をまとめました。
多くのサイトは休日にアクセス数が減りますが、サイトのジャンルによっては休日にアクセス数が増加するサイトもあります。
ブログのアクセスが土日祝（休日）に減る理由
サイトを運営している人なら、ほとんどの人がGoogleサーチコンソールをはじめとする何らかのアクセス解析ツールを使用していることかと思います。
アクセス解析ツールのグラフを見たとき、毎週土日（休日）や連休期間にアクセスが減っているのを見ると、他のサイトもこんな感じ？と気になることがあるはずです。
土日にアクセスが減るサイトのサーチコンソールの推移イメージ
この記事では一般的なサイトでは休日にアクセスが落ちるのは”当然”だという理由。
そして土日に出来るだけアクセスを伸ばす方法をご案内します。
休日にアクセスが落ちる原因と対処方法は考えてみれば当然の内容になるのですが、この記事で整理、共感していただいて安心？していただければと思います。
サーチコンソールは曜日がズレるので注意
本題に入る前に事前補足です。
Googleサーチコンソールのアクセス計測は海外時間で行われているため、曜日が少しズレます。具体的には日本時間よりも約１７時間遅い時間でデータが集計されます。
なので、サチコでみると日曜日などアクセスが減りそうな曜日でもアクセスが増える場合があります。知っていないとややこしいのでここで触れておきます。
なお更に詳しい内容は別の記事（↓）で解説しています。
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![サーチコンソール-金曜日だけアクセスが減る_eyecatch]()
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サーチコンソールのアクセス数が金曜日だけ激減する理由。
続きを見る
サーチコンソールと睨めっこしてアクセス解析を行っている方は、サーチコンソールのアクセス解析は若干ズレているという事を念頭に置いておいて下さい。
土日にアクセスが減る原因
当サイトはIT系の記事をメインに書いていますが、土日は必ずアクセスが落ちます。
現時点では土日祝のアクセス数は平日の半分程度まで減ります。
少し前までは平日の1/3程度までアクセスが落ちるのが普通でした。
土日祝（休日）にブログのアクセスが減る原因は色々とありますが、主な原因は以下のようなものが考えられます。
- 土日（祝）は完全に休む人が多い。
- 休日は…ゆっくりする人が増える（特に早朝）。
- 休日は…”ネット断捨離”をする人が一定数いる。
- 休日は…外出したり、趣味の時間を作る人が多い。
- 休日は…友人、恋人、家族など複数人で動く人が増える。
- 休日は…通勤時間など、空き時間にネットを見る人が減る。
などなど…
土日祝（休日）はネットで勉強、調べ物をする人の絶対数が減ります。
そもそも休みの日に”目的がある何かを調べる”という人は少ないという事です。
休日の道路の渋滞やショッピングモールの人出の多さを考えても、サイトのアクセスが減るのは当然と言えるかもしれませんね。
当サイトはIT系の情報を発信しているので、中には仕事中に当サイト内の情報を参考にしていただいている方もおられそうです。これも平日にアクセスが増えて、休日にアクセスが減っている原因だと推測できます。
連休期間もやはりアクセスが減る
ここまで土日に焦点を当てて考察してきましたが…
土日祝（休日）にアクセスが減るサイトは、連休期間でもアクセスが減るはずです。
年末年始やGWのサーチコンソールの推移イメージ
アクセスが減る連休期間というのは以下の大型連休と呼ばれる期間が特に顕著です。
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- お盆
- シルバーウィーク
上記の期間中は毎週の土日に比べ、さらにアクセスが減りがちです。
特に年末年始（12/28～1/3あたり）は殆どのサイトでアクセスが激減するはずです。
理由は先述の休日と同じ感じですが、さらにまとまった休暇期間になる人が多くなるので、アクセスが減るのは当たり前ですね…
なお、当サイトでは１年を通して正月が一番アクセスが減りました！
（冒頭で触れた通り、サチコで見ると大晦日ですが本当は正月集計）
ネット通信量は平日と休日で大差がない？
ブログのアクセスが平日に比べて土日祝（休日）に減るなら、休日はインターネット上のトラフィック量（通信量）も平日と比べて減っているのか？
気になったので色々なサイトで調べてみたのですが、面白いことにインターネットのトラフィック量自体は平日も休日もあまり変わらないようです。
つまり、休日はブログやサイトへの訪問者数は減りがちですが、ネット利用者数自体はそこまで減っているわけではなさそうという事です。ただし、一部のトラフィックでダウンロード値のみを調べた結果ですので参考程度にお願いします。
気になる方は以下の「ぷららトラフィックモニター」と呼ばれるサービスを使えば、国内のトラフィック量を確認することができます・ｗ・
外部リンク
「ぷららトラフィックモニター」はNTTぷららのサービスですが、SSL通信ではないので安全ではありませんと警告が出るかもしれません。
各都道府県の過去１週間分のトラフィックを確認したところ、インターネット回線の利用率は平日と休日でもそんなに差がないことが確認できると思います。
土日にアクセスが増えるサイトの例
今まで述べたように、休日は多くのブログでアクセスが減る（半減も普通）のですが、サイトのジャンルによっては休日にアクセスが伸びるサイトもあります。
土日にアクセスが伸びるサイトのサーチコンソールの推移イメージ
土日にアクセスが伸びるなら、アクセス解析のグラフは↑のようになるはずです。
土日が谷ではなく山になります。土日が週２回のボーナスみたいになります。
平日に比べ、休日にアクセスが伸びるサイトは以下のようなジャンルのサイトです。
- 旅行・グルメ系サイト。
- ゲーム攻略・まとめ系サイト。
- 動画・画像サイト（YouTube等）。
- ニュースサイト（一部）。
- 成人向けのサイト。
などなど…大きく分類して、レジャー（余暇時間の趣味）をジャンルとしたサイトは土日にアクセスが伸びる傾向にあります。
このように”何かを解決する手段や目的”をメインにしたサイトではなく、なんとなく気に入った記事を閲覧できるサイトは土日にアクセスが伸びがちです。
また、外出先での情報確認や、家時間を快適にする記事をメインにしたサイトなども土日にアクセスを伸ばす可能性があります。
土日にアクセスを伸ばす方法
土日祝や連休期間にサイトのアクセスを伸ばすにはどうすれば良いか？
これ、ここまで読んでいただかなくても感覚で察しがつくはずです。
土日にアクセスを増やしたいなら、休日のユーザー向けの記事を増やしましょう。
例えば、当サイトなら以下のような記事が土日にアクセスが増えます。
- パソコンのパーツに関する記事。
- パソコンのトラブルに関する記事。
- iPhoneの使い方やトラブルに関する記事。
自分なら時間があるとき、どのような情報を目当てにどのようなサイトにアクセスすることが多いのかを考えれば、これも当然の話ですね。
サイトのジャンルによっては休日のユーザーをターゲットにした記事が書きにくいことがありますが、それはそれでOK！無理に休日ユーザー向けの記事を書いてサイトのまとまりを無くすよりも、気にせず得意な記事を書いた方が良いと思います。
休日はゆっくり記事が読まれる？
最後にこの記事の補足というかおまけです。
休日はアクセス数が減りがちなのですが、ページ滞在時間、ページセッション、商品の購入率（成約率）は平日よりも高くなる傾向があります。これは経験上ですが…
平日は必要な情報を必要なだけ…という人が多いのだと思いますが、休日はそうではなく関連記事も読んでいただくことが増えます。比較的時間に余裕がある人が増えるのか、記事は時間をかけて読んで下さる方が多くなるのでしょう。
ユーザーの質という言葉はあまり良くないですが、休日は平日に比べてユーザーの質が濃く良くなります。ので、狙えるならそういう記事も書いてみましょう・ｗ・
まとめ
以上、ブログのアクセスが土日に減る理由と、対処方法を簡単に書いてみました。
当たり前と言えば当たり前の内容なのですが、土日にアクセス数が落ちると、やる気も落ちてしまうのが人間というものです。
自分のサイトジャンルのアクセスが土日に落ちているなら、同じジャンルの他サイトも土日はアクセスが落ちているものです。のであまり気にせずやりましょう・ｗ・
うちのサイトも休日はヒマですが、逆に言えば休日でも営業中。見に来てくれる方がいるのですからそれはそれはありがたいことです。
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